梅雨入りしました。

例年より20日ぐらい早い梅雨入りとなりました。しっかり雨も降っている中、練習もできず、モヤっとしています。

国という枠組みの中で我々は、いわゆる一般大衆です。最近、上級国民という言葉がメディアで使われましたが、国を動かす政府の要人や、経済界の大物といわれる人は、大衆ではありません。昔から、衆愚という言葉がありますが、「愚かな一般庶民」といわれるのはあまり良い気分ではありません。人間は生まれてから死ぬとき迄、それぞれに人生を歩みます。大きな歴史が一人一人にあります。それを大衆という言葉で片付けられるのは少し腑に落ちませんが、現在のコロナ禍の混乱した状態の中で、政治が決めたワクチン接種等に右往左往するしかない我々は、やはり衆愚なのでしょうか。

 そんな疑問をもって、報道を見たり聞いたりして、得られる情報を分析して自分の行動を考えることは大切なことではないかと思います。正しく見て、正しく考え、正しく行動することは、正しく命を運ぶことにつながります。国を動かす人たちの批判をしたり、何も言わずにいるだけでは、何も変わりません。自分にできる行動を見つけることもまた大切なことです。

 仏教は、悪く言えば諦めの教えです。良く言えば、慈悲の教えです。その根底には、努力があります。人生を努力なしで生きてはいけません。良くあるように、決して無理はせず、できる範囲の努力をすることが人間には必要です。

 私はそれが出来ているでしょうか。思いと行動は中々一致しないものです。答えは十分にできてはいないでしょう。それでもこんなことが書けるのは、こうありたいと努力をしているからだと、自分で認めてあげたいと思います。

 とりあえずあと10日あまり、緊急事態宣言が続きますが、引き続き感染には注意をして過ごしたいと思います。

 

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